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核家族が毒親を生み出す
370787 核家族は既に機能していない。なぜ核家族は失敗したのか。
 
小林健太 ( 社会人 ) 21/09/23 PM10
子育て・家庭どうする?を追求しています。

現代では「核家族」が当たり前ですが、その家族形態が行き詰まりをみせています。
戦後、農村から都市への動きが本格化し、核家族が広まっていきましたが、生産単位としての集団意義が失われるやいなや、子育て機能も失い、家族間のストレスも抱えるようになる。題材はアメリカですが、日本においても多くの事例が当てはまるため、以下リンク(著:GIGAZINEさん)より引用します。
この核家族の限界を超えて、新しい集団をどうつくる?が今後の追求テーマです。

・・・引用開始・・・
現代の日本では「夫婦だけ」「夫婦とその子ども」「母親または父親と子ども」といった核家族が全世帯の約半分を占めていますが、歴史的に見て核家族が成功したのは短い期間だけであり、既に機能していないという指摘があります。なぜ核家族が「失敗」モデルなのか、そして未来のある新しい家族の形とは何なのか。

長い間、アメリカでは家族の単位として、「男女の夫婦と2.5人の子ども」という核家族が一般的な家族の形として思い浮かべられてきていました。しかし、このような核家族はアメリカではすでに成り立たなくなってきています。作家のデイビッド・ブルックスさんは、「私たちは今、古い家族観による、文化的停滞の状態にあります」と語っています。ブルックスさんによると、歴史的に、【家族とはそもそも農業を営むための経済的単位】でした。1800年代、アメリカの労働者のうち75%は農家で、残りの25%は家族でビジネスを営んでいました。

アメリカ南部では、アフリカ系アメリカ人は奴隷として家族がばらばらに暮らさざるを得ない状態でしたが…
そのほかは【夫婦と子どものほか、兄弟夫婦など、世帯主夫婦以外の夫婦が同居する拡大家族】として暮らしていました。拡大家族は大人数で暮らすため、一部の人間関係が崩れたり、誰かが死んだりしても、別の誰かがその穴埋めを行いました。

ヴィクトリア朝にあたる1837年から1901年ごろの間、アメリカとイギリスにおいて拡大家族はピークを迎えました。この時代、それ以前より、そしてそれ以降よりもずっと多くの家族が拡大家族として暮らしていたとのこと。これは当時、人々が経済的にも道徳的にも不安を抱いていたことが理由だそうです。(中略)

その後、19世紀後半から20世紀にかけて、アメリカの大都市で工場が増加すると、【若者たちは実家を離れ、都市に出て夢を追いかける】ようになります。戦後である【1950年代に核家族は増加】しはじめ、1960年までにその数は圧倒的になります。1960年代には子どもの78%近くが核家族として育ち、社会には「核家族になるべき」というプレッシャーすら存在したとのこと。しかし、【核家族の成功には、実は戦後特有の要因】が関わっていました。

当時、給料は増加傾向にあったので、【男性1人でも家庭を支えるだけの十分な収入を得ることができました】。このため、家事は女性に任せることができたのです。人々は労働組合に入り、教会に入り、社会を信じることができました。

しかし、このような時代は1965年には終わりを迎えます。そして、【1950年代には熱狂的に支持された核家族が、今度は逆にストレスの原因となる】ことに。1967年から2017年にかけて、アメリカでは1人で暮らす人の割合が2倍になりました。そして結婚年齢の中央値は男女共に上昇。1960年代と比べると、男性は22歳から30歳に、女性は20歳から28歳になりました。出産率も1970年代に激減してからというもの、緩やかな減少傾向にあります。
核家族では家族の人数が減ったため、1人でこなさなければならない家事が増加しました。家事の分配は家族内で不平等なことが多く、現代でも女性は家事・育児に多くの時間を割かなければならないという状況です。(中略)

アメリカでは拡大家族は全体の11%にとどまりますが、世界的にみればまだ38%が拡大家族として暮らしています。
・ガンビアでは平均して家族は13.7人で構成され……
・メキシコでは最大70人の親族がグループで生活しています。
もちろん、拡大家族にもデメリットはあります。大勢で一緒に暮らしているため1人になることができず、プライバシーはなく、女性は台所に閉じ込められ毎日25人分の食事を作っていました。このようなデメリットがあるからこそ、人々は家族のサイズを小さくしようと試みたのです。(後略)

・・・抜粋終了・・・
 
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